衛生管理者受験準備 5

労働生理

衛生管理者受験 通信教育をしています。講習会に出かけるよりも家庭学習。

(5)は誤り

(1)(2) 肺自体には、運動能力はありません。肺は受動的に伸縮します。胸腔の内圧が減少すると、空気が鼻腔等を通って入ってきます。肺は自然にふくらみ、これを吸気という。胸腔の内圧が高くなると、肺の中の空気が外に押し出され、これを呼気という。

(3)内呼吸とは、身体の組織の細胞の所で、毛細血管が取り巻いていますが、ここの血液中の空気と「ガス交換」をいいます。

失敗 通信教育で再チャレンジ

(4)呼吸だから、吸ったり、はいたりします。「呼」が吐き出す空気ですから、当然、酸素濃度は低下し、逆に、二酸化炭素濃度は高いはずです。吸い込んだ時の空気は酸素濃度は約21%ですが、脳とか筋肉に酸素を運び、徐々に酸素濃度が低下してきますが、これを、肺胞で、ガス交換して、吐き出します。

 ガス交換の仕組みは、濃度により圧力差がありますから、これを利用して、外気中の酸素は身体に取り入れ、一方、血液中の二酸化炭素は外気中の二酸化炭素に比べて濃度・圧力が高いですから、交換され、外に出ていきます。

 ところで、6%の酸素濃度の空気を一呼吸するとたちまち酸欠症状で昏倒すると聞いたことがあると思います。体の中の酸素濃度は、そういう危険な濃度にまで低下させるべきではありませんから、21%からせいぜい16%の範囲と思料されます。

(5)身体活動や呼吸によって、血液中の窒素の濃度は変化しません。変化するのは酸素濃度及び二酸化炭素濃度です。この両者の変化に応じて「呼吸中枢」が刺激され、ます。激しい身体活動時には、ぜいぜいと呼吸しますが、必然、一回換気量の増加、呼吸数の増加となります。

 ところで、「窒息」については、呼吸が阻害され、必然、酸素濃度が低下し、このために、組織や細胞が機能低下、機能障害を起こした状態を言います。気道の閉塞(首を絞められた)、化学物質等により中枢神経が麻痺して息ができない、空気中の酸素濃度の減少(酸欠)等によります。

循環は、ストーリイで覚えると間違いが少ない、です。自分の体を観察すると、左側に心臓があります。そこで、左に注目して、「左心室から動脈血が全身に送り出される」とイメージします。

 心臓は4つに区分されています。左、右、上、下。例えば、心房を辛抱、あるいは女房と置き換えてみるとサッと頭に入ります。女房の奥の方に心室があります。

 心臓は、大動脈につながっています。血液を心臓からぐっと送り出す場合は力強いですが、これを「動脈」とします。一方、体循環をして、或いは、肺循環をして勢いが衰えたときに、これを「静脈」とします。

 心臓に入るとき「静脈」、心臓から出るとき「動脈」。

 次に血液中に酸素をたっぷり含んでいる場合を考えます。イメージですが、お父さんが、左心室から外に出ていきます。心臓から出る場合ですから、動脈で、この時の血液に中には酸素がたっぷりあります。これを「動脈血」といいます。

 お父さんは、大動脈から全身の細動脈を抜けて、毛細血管に入ります。このときに、各組織(肺は除く)に、酸素や栄養を配ります。なお、この時に、回収、すなわち、老廃物や二酸化炭素を持って帰ります。このときに、「動脈血」から「静脈血」となり、へろへろに疲れた状態になって、全身の静脈をとおり、大静脈の流れとなって、右側の右心房に、辛抱しながら、戻ります。これは静脈血ですので、酸素が少ないです。

 辛抱して、右心房に戻ったのですが、女房に励まされ、今度は、すぐ下側にある右心室に向かいます。心室なのですが、休むことなく、ぐっと押し出されて、動脈として肺に向かいます。酸素を仕入れに出かけるのですが、懐は、静脈血です。静脈血が勢いをつけて肺に向けて、肺動脈として右心室から出ていきます。肺循環のスタートです。

 肺まで到達しました。「もしもしこちら肺からの実況です。」「こちらスタジオ、現場からどうぞ」「ただいまはへろへろですが酸素を求めて肺の奥に進んでいます」「頑張ってください。突然ですが、ここでスタジオの解説に切り替わります。」ここでは、肺の中の毛細結果に入り込み、肺胞の所で、ガス交換をします。酸素を取り込み、濃度の高い二酸化炭素を吐き出します。ガス交換を行った後は、酸素たっぷりですから、これを動脈血といいます。血液の流れは、勢いが減ってきていますので、ヘロヘロと肺静脈にはいり、今度は、左心房に戻ります。左で女房が待っています。

 左心房を流れる血液は、動脈血です。右心室を流れる血液は静脈血です。図を見ていただいて、左は動脈(赤色)、右は静脈(灰色)

 懸命に働く心臓ですが、心臓に酸素と影響を与えるのは、冠状動脈(冠動脈)です。勝手に、動脈血からつまみ食いはできません。

心臓の構造

 血液が逆流すると効率が悪いですから、弁があって、これを阻止します。心房と心室との間は、覚えやすいですね、房室弁があります。右側は、三尖弁、左は僧帽弁です。

 家に帰れば女房がいて、顔を見ればなぜかドキドキしますが、心臓の収縮と拡張を「拍動」と言います。やましいことがなければ、単に拍動です。1分間の数を「心拍数(拍動数)」といい、成人の安静時の心拍数は、60~80回/1分間です。ときどき、女房の心拍数が上がり、これを激高といいます。冷静に対応しないと、さらに大変なことになります。お父さんの心拍数はどうでしょうか。体を鍛えるとある程度少なくなるようで、心拍数が60以下を徐脈、100回以上を頻脈といいます。

 心臓が規則正しく自動的に拍動するのは、洞房結節というネーミングの所謂ペースメーカーがあるからと言われています。マラソンでいえば、3分間で1キロぐらいでしょうか。

 ライオンに襲われたとき、台所にゴキブリが出たときに、ワーとかの声を上げて騒ぎますが、このときに、心臓はドキドキしています。自律神経に支配されているから、「冷静に」とか脳が指示しても、じっとしていてくれません。この時に、「交感神経」と言いますが、働くを促進します。逆に、じっとしているというのも必要ですから、この時には「副交感神経」が働きます。前者ばかりですと働き過ぎで体が参ってしましますから、すると、後者の働きの有用性が指摘されるわけです。決して、附属的なものではありません。働くと休むで、私たちは成り立っています。

 血液拍出量、1回に、安静時に60㎖です。覚えやすいですね。1分間に60とは。

神経系の構造

 問の1は、その通り覚えるしかありません。中枢と末梢に分かれます。中枢には脳と脊髄とあります。太古の昔、カンブリア紀というようですが、この時に爆発的に生物の種類が増えたそうです。その中に我我の祖先もいたようですが、彼らの最大の特徴は「背骨」を持っていた、といいます。大きな顎でもなく、牙でもない「背骨」です。背骨が我々の基本形ですね。

 問4ですが、そのとおりです。末梢神経系は、体性神経と自律神経に分類されます。自律神経失調についてテレビではサプリメントを宣伝していますが、身体がだるい、朝ちゃんと起きれない症状にお困りのあなた、とかいう。自律神経は、背骨を持った我々の祖先が、外敵に襲われたときに、普段通りゆっくり泳いでいたのでは絶滅しますから、多少早く泳ぐ、普段よりも力を発揮する機能、すなわち、交感神経を発達させたようです。だからといって、いつもギンギンでは疲れて過労死となり、これも絶滅しますから、そこで、休むときは休むという機能も大切です。これが、副交感神経です。従属的なネーミングですから下にみられがちですが、対等というか重要です。以上、自立神経系は、交感神経と副交感神経に分類されています。

 問5ですが、末梢神経のうち体性神経は、感覚神経(背筋)と運動神経(腹筋)に、つながります。外敵が来たと察知して、泳いで逃げなければ生き延びられません。中枢神経との関係ですが、中枢神経系は(脳と脊髄)で、従って、脳神経、脊椎神経を経由して、体性神経、感覚神経、運動神経があります。きわめてわかり易いですね。

 問3はそのとおりで、ニューロンなどという聞きなれない言葉ですが、覚えておくことが求められます。新規にお金を借りるとき、ニューローン 神経を使います。借金はトゲがありますが、ニューロンにも突起があります。

 脊髄について申し上げます。「せきずい」という。腹側と背側に突起があります。ちょっと触ってください。「えっつ、全然わからない。そうですか。」腹側は「運動ニューロン」がある、とされています。運動の指令を末梢の筋肉などに伝えるようです。腹が運動の指令、巨人軍の原監督、運動ですね。こじつけの覚え方。次に、背側は、「知覚ニューロン」とされています。末梢から来た知覚刺激を脳に伝えます。ニューローン(借金)の取り立ては、いきなり背後から近く(知覚)に来ます。

中枢神経系の構造と働き

 問4は、大脳について、です。大脳って、どんなもの、見たことないけど、というわけですが、わたくしも見たことはありません。脳外科の先生と話をしたことがりますが13時間ぐらい手術の時間を要するという。外側の皮質は、灰白質といって、中枢としての作用を行う、という。このとき、脳外科医の伊誌先生は、「これをみて、今、頭蓋骨を切り取ったから覗けるよ。」というので、横から覗いて「これが灰白質ですか」と問いました。伊誌先生は「灰白質は、運動、精神、感覚、記憶、感情に関与する」といいました。「外側の方が重要なんだ。」という。13時間の手術、行う医師も大変ですが、平素から身体は大切にしたいものです。

 小脳はどうでしょうか。ここが侵されると運動失調が起きる、と指摘されています。最近、転倒災害が多いと指摘されていますが、小脳に課題があるケースもあります。両手を前に突き出し、両手ともこぶしをにぎり、親指を上に突き立てます。両腕は肩幅の間隔です。左側の親指の先に注目し、次に右側の親指の先に注視します。顔は動かさず、眼の動きだけで、この動作を繰り返します。小脳は、随意運動や平衡機能の中枢です。

 建設現場ではその朝の体調を確認するために、平均台の上を行き来させ、落ちたら、「君ね、今日はもう帰れ、体調良くないようだね。」と言われます。分かっていますが、気持ちでは受け入れられない。平衡感覚、小さく「ノー」、ですね。

 次は、脳幹です。言葉通り「幹部」でしてね、と伊誌先生がいう。視床下部(間脳)があります、というが何やらさっぱりわからない。体温調節中枢があるという。また、延髄には、呼吸中枢があって、心臓中枢もある、という。アントニオ猪木の延髄切りをくらうと、呼吸が止まり、心臓も止まるかもしれません。

「中枢神経」とはそもそも何ですか。「そんなことも知らんのか。」伊誌先生が言うけれど、脳外科医が知らなかったら大変ですが、衛生管理者が知らなくてもいいだろうと思うところです。「脳とね、脊髄からなるのだよ。」そうすると首筋辺りまでですかね、とこっそりつぶやくが伊誌先生には聞こえていない。返事もない。「脳はね、大脳、小脳、脳幹からなっていて、約1300gだよ」という。「脳が1300、どうやって覚えたらよいのか。」正直、覚えられない。

「これをみて、神経細胞が集合しているよ」と伊誌先生が説明してくれますが、「ほら、灰白色のいろだよね。神経細胞がさらに多いところはさらに白く見えますから白質といいます。」伊誌先生は教えてくれるけれど、ハッキリ言って覚えられません。

末梢神経の構造と働き

以上から確認問題として掲示します。末梢神経は(①       )神経と(②       )神経からなる。①神経は、感覚器官からの情報を脊髄等の中枢に伝える(③      )神経及び、中枢からの刺激を運動器官に伝える(④      )神経からなる。

答え ①体性  ②自律  ③知覚  ④運動

 次に、自律神経について確認します。自律神経失調にお悩みのあなたにサプリメント、とBS放送で宣伝されています。「それはね、内臓、血管などの不随意筋に分布してるよ」と伊誌先生がいいます。「生命維持に必要な消化、呼吸、循環の作用を無意識的に調整します」「無意識にですか」「そうだろう。俺は今、呼吸している、消化しているなどをいちいち認識していたら煩わしいでしょう。」「それにね、調整ということですから、交感神経と副交感神経がここで働きます」「ここで働くのですか。」「前にも言いましたが、例えば心臓、ドキドキするときは交感神経が促進させています。まあまあというのが副交感神経です。それと、常識的に、昼間は交感神経が優位で、夜間は副交感神経の出番です」

味覚と嗅覚

味覚は、(①    )に溶解する化学物質によって生じます。舌の(②    )が刺激されます。基本は、甘み・舌の先端、(③・表面   )、(④・舌の側縁   )、(⑤・舌根   )、(⑥・舌根     )の5種があります。

①唾液 ②味蕾 ③塩味、④酸味、⑤苦味、 ⑥うまみ 

嗅覚は、犬と書くようですね。これは化学的刺激による、といわれています。鼻腔の上部にある嗅神経細胞が刺激されます。嗅覚はわずかなにおいを感じるほど鋭敏ですが、同じ臭気にはすぐ疲労してしまいます。疲労というか慣れ。ウナギ・かば焼きの臭い(悪いにおい・隣の夕食がなんとウナギのとき)・匂い(良いにおい・自分の家で今夜はウナギだというとき)はいいですね。

(5)小腸については記述のとおりです。小突起(絨毛じゅうもう)。このようなものが体にはあるのですね。小腸は身体の奥の方にあるから、大腸がん検診のように簡単には見れない、ときいています。

(3)膵臓は食べたものを消化し、エネルギーを等に代える働きを調整するという2つの役割があります。

(4)蛋白質。うな丼、ステーキなどが思い浮かびますが、食べたらどうなるのか。酵素(ペプシン、トリプシン)で分解されて、アミノ酸になってから吸収されます。網野さん、ってどこかにいませんか。ペプシコーラを飲みながらうな丼食べてるイメージで。なお、肝臓では、アミノ酸から尿素を合成します。

 胃からひとこと。胃からは、塩酸、ペプシンを分泌します。

 そのほか、肝臓では、蛋白質からアルブミンを作ります。「なんやそれ、ではありますが、そういうこともアルのです。」フィブリノーゲン(血液凝固物質)も合成します。

(2)無機塩、ビタミンはそのまま吸収される。「そうですか、オロナミンCはそのまま吸収されるのですね。」

(1)糖質は、でんぷんなどですが、酵素(アミラーゼ)で、ブドウ糖になってから吸収です。「直接ワインを飲まなくとも体はごはんを勝手にぶどう酒にしてくれているようなイメージですね。アミラーゼ、いいですね。いいぜ、と覚えましょう。」

 血糖値は重要です。淡水化物(字が間違ってるやん)が代謝され、血糖値が上昇すると、これをチャンスととらえて、ブドウ糖をグリコーゲンとして体に蓄えます。血糖値が低下しますと、「しゃないな」ということで、グリコーゲンをブドウ糖に分解して血中に放出します。

脂肪は、脂身で「好きだ」という人と「嫌だ、身体によくない」という人がいます。好き好きです。酵素(リパーゼという。立派なネーミング。脂身にかかわるからでしょうか。)によって、脂肪酸とグリセリンに分解されます。グリセリン、あのねちゃとしたやつでしょうか。十二指腸で胆汁(たんじゅう。じゅうにとじゅう、と覚えましょう。)と混合、乳化するようですが、脂肪はこんなところで特別扱いのようです。胆汁って、肝臓の肝細胞で1日約1000㎖できてくるという。ずいぶんたくさんですね。胆汁はアルカリ性で、石鹸のイメージでしょうか、消化液と位置づけられますが、消化酵素がなく、「酵素ないのかいや」ということですが、脂肪を乳化(懸濁液)させます。「アルカリ性」を覚えましょう。メルカリではありません。

 肝臓では、脂肪酸を分解してコレステロールにします。

肝臓の働き

胆汁(たんじゅう)を作る 胆汁は、脂肪を消化するために必要な液体で、黄緑色をしています。胆汁は、肝細胞(かんさいぼう)から絶えまなく分泌(ぶんぴつ)されています。肝細胞では、ひ臓から運ばれてきたビリルビンという黄色い色素を水に溶けやすいように変化させて胆汁の中に排出(はいしゅつ)しています。

栄養素を貯え、変化させたりする 多くの食べ物はそのままではからだに吸収されません。栄養素としてからだが吸収できるように肝臓で変化させています  例  ぶどう糖をグリコーゲンに変えて貯えておき、必要な時にエネルギーとして使うために体内へ送り出します  骨髄(こつずい)で必要な赤血球をつくるための葉酸(ようさん)や、ビタミンB12を貯えておき、必要な時に送り出します。 アミノ酸から、血液に必要なアルブミン〈たんぱく素〉とフィブリノゲン〈線維素(せんいそ)〉を作り、血液の中に送り出します。

毒を中和する  体内に入った毒物を分解し、毒のないものに変えます   例 お酒のアルコールやたばこにふくまれるニコチンを中和しています。人が運動をすると筋肉がぶどう糖を燃やし、乳酸を作り出します 乳酸が血液中に溜(た)まると、からだは疲(つか)れを感じるといわれています 肝臓では乳酸をグリコーゲン〈糖原(とうげん)〉に変えています 

免疫細胞が活躍している 肝臓のマクロファージ※といわれているクッパー細胞がからだに入ってきた異物を貪食(どんしょく)します NK細胞がウイルスに感染(かんせん)した細胞や老化した細胞を処理します 免疫をコントロールするT細胞が免疫細胞の指令役のはたらきをしています。

マクロファージ:外からの異物である細菌(さいきん)やウイルスを食べてしまう細胞で、大食(たいしょく)細胞といわれています 

膵臓

膵臓って、働いているときと休んでいるときと、色が変わるそうです。いま、赤なので働いています。「おっと、胃で消化された炭水化物が十二指腸にやってきました。膵臓からは何か液体がやってきます。胆のうからは胆管を通り液体がやってきます。」

膵臓(すい臓)は胃の後ろにある長さ15センチぐらいの臓器で、(①    )を分泌する外分泌機能と、(②    )を分泌する内分泌機能をもっています。膵液は、膵管を通して十二指腸内へ送られます。この膵液は糖質を分解する(③      )、たんぱく質を分解する(④     )、脂肪を分解する(⑤      )などの消化酵素、核酸の分解酵素を含んでいます。また、膵臓の(⑥       )島細胞からは、糖の代謝に必要な(⑦     )、グルカゴン、ソマトスタチンなどのホルモンが分泌されます。 インスリンは、血液中の糖を使ってエネルギーを作ります。インスリンの不足、あるいは、働きが弱くなると血液中の(⑧    )が高くなってしまいます。血液中の糖(血糖値)が低下すると、グルカゴンが分泌され、肝臓に糖を作らせて血糖値を上昇させます。インスリンとグルカゴンによって、血液中の糖の量が一定に調節されているわけです。このように膵臓は、食べた食物を消化し、ホルモンによって糖をエネルギーに変えるという、2つの働きを調節する役割をしています。膵臓の機能がうまく働かないと、各細胞に栄養が供給されず、エネルギーが産生できなくなってしまいます。

①消化液  ②ホルモン ③アミラーゼ ④トリプシン ⑤リパーゼ ⑥ランゲルハンス ⑦インスリン ⑧血糖値

腎臓


問39は(3)が正解

腎臓はネフロンの集合体であり、左右の腎臓にはそれぞれ約100万個、合計約200万個ものネフロンが存在するといわれています。「ネフロンとは何ですか。伊誌先生、ネフロンを教えてください。」「伊誌です。ネフロンとは、糸球体とボーマンのうからなる腎小体と、腎小体から続く尿細管までを一つの単位として表わす言葉で、ネフロンの糸球体は、毛細血管が糸玉のように丸く集まってできています。大きさは0.2mmほどで、かろうじて肉眼で見ることができます。」

 「図がありますね。毛玉のような糸球体を確認して下さい。」

 ボウマン マンボウって魚でした。マン

 尿管は腎盂から膀胱へ尿を運ぶ筋肉の管で、長さ30㎝、太さ4~7ミリ。尿管には競作部分が箇所あり、結石やがんが起こりやすい、と言われています。危ない箇所ですね。

腎臓に流れ込んだ血液は、糸球体の毛細血管を通過する間にろ過されます。毛細血管の壁は3層構造になっており、(説明省略)このうち、足細胞というものには約5~10mmの小さな孔があるため、赤血球・白血球・血小板やたんぱく質などの大きな分子は通過できません。「出て行ってしまうと困りますよね。」「そのとおりですが、老廃物は濾しとる、すなわちろ過しなければなりません。」

 糸球体は、血液を段階的にろ過するシステムになっています。

 糸球体でろ過された原尿は、皮質と髄質のなかを複雑に走る尿細管で再吸収されます。尿細管は、糸球体を出て皮質から髄質に向かう「近位尿細管」「下行脚」、Uターンして皮質に向かう「上行脚」「遠位尿細管」と続きますが、ここまではほかの尿細管との分岐や合流が一切ない1本道です。遠位尿細管の最後は集合管に合流します。

腎臓のはたらき

(1)(3)(4)腎臓の皮質にある腎小体では、運ばれてきた血液から、老廃物、グルコース、電解質、アミノ酸、糖などが糸球体によってこし出され、ボウマン嚢(のう)に原尿としてためられる、とあります。「糸球体」から濾し出される。

(2) 血球やたんぱく質のような大きな分子は、糸球体によってボウマン嚢(のう)にこし出されることはない。

(4)(5)原尿中にこし出された水分と身体に必要な成分(電解質、アミノ酸など)の大部分は、尿細管を通る途中で血中に再吸収され、再吸収されなかった残りが尿として体外に排出される。「尿細管で再吸収されます。」

 糸球体はろ過、尿細管は再吸収、ボウマン嚢は容器としてのはたらきがあります。

 原尿は1日約200リットル作られ、そのうちの約1.5リットルが尿として体外に排出されます。

 糖が糸球体でこし出されるかどうかがよく出題されています。糖はでんぷんが分解されてできた小さい分子であり、糸球体でこし出されます。

尿の特徴

尿は淡黄色の液体で、固有の臭気を有し、通常、弱酸性である。「これは、解説不要ですね。毎日、見ているし。」

尿の生成・排出により、体内の水分の量やナトリウムなどの電解質の濃度を調整するとともに、生命活動によって生じた不要な物質を排出する。

尿の約95%は水分で、残りの約5%が固形物であるが、その成分が全身の健康状態をよく反映するため、尿検査は健康診断などで広く行われている。「そういえば、夏の汗をかく時期は、濃い色のような気がします。」

尿検査は定期健康診断で省略できない項目です。

正解は(1)〇です。

(3)血小板は、血管の外に出ると、血液凝固を促進します。2~3㎛の不定形の細胞で、血液1μℓ中に約25万~30万個含まれます。凝固とは傷口を、外側を板で張り付けるようなイメージで。

(2) フィブリンは血漿中の蛋白質内にありますが、フィブリノーゲンからフィブリンへ、です。血液凝固にかかわる蛋白質と言えます。繊維状で、血小板とともに重合し、傷がある場合ですが、血球をくるみこんで血餅を形成します。止血、血栓形成の中心的な役割を担っています。

(5) 白血球は体内に侵入してきた細菌やウイルスを貪食(どんしょく)する働きがある。寿命は赤血球が120日に比べ約3,4日(14日以内)と短命。血液1μℓ中に約7000個(男女とも)含まれています。性差はないです。白血球が細菌をやっつけるという話はよく聞くことです。

(3)赤血球は、血液1μℓ中に約500万個あります。健康診断結果報告書で確認しましょう。性差があって、男女どちらが多いでしょうか。男性が約500万個、女性が約450万個です。赤血球が全血液に占める割合は、全体積の40%といわれています。含まれている「ヘモグロビン」によって酸素や二酸化炭素を運搬しますが、この数も男女差があります。貧血の程度の判定には「ヘモグロビン値」を用います。

(4) ヘマトクリットとは、血液に占める赤血球の体積の割合をいいます。貧血検査に利用され、全ての血液100㎖中の赤血球容積の割合で示す。男性平均45%、女性平均40%が正常値とされています。

。(2)血漿は、約90%が水分で、蛋白質(アルブミン、グロブリン、フィブリノーゲン)が含まれています。グロブリンは免疫物質の抗体を含んでいます。γ-グロブリンは免疫グロブリンともいわれている。

 リンパ球とは。脾臓、胸腺で増殖します。免疫反応に関与しています。Bリンパ球(抗体を作る)、Tリンパ球(細胞や異物を認識)

(2)は間違い

(5)は正しい。

代謝

(3)は正しい。

睡眠

(4)は誤り

皮膚感覚

皮膚(ひふ)とは 皮膚(ひふ)は暑さ、寒さ、太陽光線、摩擦(まさつ)や毒物などからからだを守るはたらきをしています。また、表皮(ひょうひ)の内側にある真皮(しんぴ)には(    )(    )(     )(    )(    )の5つを感じる受容器(じゅようき)が備わっているといわれています

答え 触覚、圧覚、痛覚、温覚、冷覚

 刺激の強弱で、触覚(刺激が弱い)、圧覚(刺激が強い)となります。鋭敏かどうかは、分布の密度によりますが、下腿、背中は粗く、指や頭部は密と言います。

 温度は温覚、と冷覚ですが、冷覚の方が鋭敏で、すぐに現れます。

 痛覚を感じる場所は、他の感覚よりも密度が高い。

 このほかに深部感覚があります。体の位置、運動などを知る感覚で、器官は筋肉や腱にあります。

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