移動式クレーン用途外使用

移動式クレーンの用途外使用

 

2020年12月15日ネットで報道

 ベトナム人の技能実習生をクレーンで地上10メートルの高さまでつり上げたなどとして、姫路市の建設会社と社長が書類送検されました。

兵庫労働局姫路労働基準監督署によりますと、2020年3月、姫路市にある建設会社の50代の社長は木造アパートを造る工事現場で、ベトナム人の技能実習生の男性を高さ10メートルまでクレーンでつり上げ作業させた疑いがもたれています。社長はクレーンの先に引っかけたロープに座板をぶら下げてブランコのようにして、技能実習生のベトナム人男性をつり上げたということです。労働安全衛生法では、移動式クレーンでつり下げての作業は禁じられていて、兵庫労働局姫路労働基準監督署は、社長と建設会社を労働安全衛生法違反の疑いで神戸地検に書類送検しました。労基署は社長の認否を明らかにしていません。

クレーン等安全規則(搭乗の制限)

第七十二条 事業者は、移動式クレーンにより、労働者を運搬し、又は労働者をつり上げて作業させてはならない。

(昭五九労令三・一部改正)

第七十三条 事業者は、前条の規定にかかわらず、作業の性質上やむを得ない場合又は安全な作業の遂行上必要な場合は、移動式クレーンのつり具に専用のとう乗設備を設けて当該とう乗設備に労働者を乗せることができる。

2 事業者は、前項のとう乗設備については、墜落による労働者の危険を防止するため次の事項を行わなければならない。

一 とう乗設備の転位及び脱落を防止する措置を講ずること。

二 労働者に要求性能墜落制止用器具等を使用させること。

三 とう乗設備ととう乗者との総重量の一・三倍に相当する重量に五百キログラムを加えた値が、当該移動式クレーンの定格荷重をこえないこと。

四 とう乗設備を下降させるときは、動力下降の方法によること。

3 労働者は、前項の場合において要求性能墜落制止用器具等の使用を命じられたときは、これを使用しなければならない。

(昭五〇労令五・平三〇厚労令七五・一部改正)

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