移動式クレーン倒壊

記憶違いで誤った重量を吊るすように指示を出した、という。

装置は、過負荷に対して警告すると思料しますが、「停止してしまう」という構造にはなっていないのか、誤作動と判断した、とあります。手動式に変更できるのかもしれません。

ヨーロッパの観光バス

 過労運転を防止するために、ある一定時間が経過すると、自動的に停車するようにプログラムされている、という説明です。道路の中央であっても、停車してしまう。停車をすると、一定時間が経過するまでは再起動が難しい、という。

 また、バスが運転手の飲酒を感知した場合、臭いとか、蛇行運転、前方不注視などですが、このときも、緊急停止し、一定時間動かない構造としています。

 観光バス車内での飲食は禁止です。車内清掃など運転手に疲労を与える業務は排除して、運転業務に専念させる工夫が見れます。

移動式クレーン倒壊 民家直撃

2020年6月26日移動式クレーンが倒壊して、付近の住宅に直撃した。運転手は旋回速度が速すぎたといっているという。

移動式クレーンで杭抜き作業をしていたのなら負荷がかかりすぎではなかったか、と疑問です。杭打機、杭抜き機Ⅱついては、労働安全衛生規則172条以下をご参照。

 倒壊した移動式クレーンをみると、そんなに旋回していないが、倒壊しているようです。写真からですが。たくさん穴の開いた長い円柱状の鉄骨をつり上げていたようですが、クレーンが前方に倒れているところから、旋回によるよりも、つりあげたものが重かったのではと思われます。長いからモーメントが考えられます。重心が出ておらず、玉掛けが悪かったかもしれません。

まさに転倒したのですから、「転倒するおそれのある場所」だったといえると思います。但し書がありますから、鉄板等の上で作業したのでしょうか。それにしても転倒しています。

転倒するおそれのない位置、と言っても転倒したのですから。

令和2年9月30日に新聞報道がありました。所轄労働基準監督署長が送検したという。嫌疑は、事前に定めた計画通りに作業させなかった、という。機械で掘削してから杭を引き抜くことになっていたが、一緒に引き上げた、という。

 以上から、労働安全衛生規則第155条に抵触したという。杭抜機は、労働安全衛生法施行令別表第7にいう建設機械のうち「基礎工事用機械」に該当します。法令によると、作業計画には、車両系建設機械による作業の方法等が、作業計画に示されていなければならないようです。

いいえ、杭抜き機ではなく、クレーンが倒壊したようですから、適用される条文はクレーン等安全規則第66条の2と思料されます。あらかじめ、移動式クレーンの転倒を防止するための方法を定めなさい、とあります。これですね、おそらく。

2020年10月23日

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